SC 40専門委員会 (ITサービスマネジメントとITガバナンス)
第1 種専門委員会
SC 40専門委員会 (ITサービスマネジメントとITガバナンス/IT service management and IT governance)
<2025年度委員会活動報告>
委員長 岡崎靖子(敬愛大学)
1.スコープ(担当範囲・目的)
• 当委員会の対応領域:ITサービスマネジメント、ITガバナンス、データガバナンス、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)分野に関する国際標準の国内審議および国際標準化活動への対応
• 主な役割:国内意見の集約、国際会議への提案・コメント提出、規格案のレビュー など
• 主な役割:国内意見の集約、国際会議への提案・コメント提出、規格案のレビュー など
2.国内活動内容
(1)開催状況
SC40専門委員会※
- オンライン形式で11回開催(委員の交代等があった場合は、顔合わせを兼ねて対面形式)
- SC40専門委員会内に2026年東京総会開催準備委員会を設置し、別途オンラインまたはハイブリッド形式で5回開催
- 参加者の所属は主に、大学関係者(大手企業退職者)、大手企業退職者、大手ITベンダー、大手電機メーカー、経済産業省担当官
SC40/WG1小委員会(ITガバナンス)
- メール審議が主で、オンライン形式は1回開催
- 主な参加者は、大学関係者(大手企業退職者)、大手企業退職者、大手電機メーカー
SC40/WG2小委員会(ITサービス管理)
- オンライン形式で7回開催
- 主な参加者は、大手企業退職者、大手電機メーカー、大手ITベンダー、業界団体、認証機関
(2)主な審議事項
ITガバナンス関係の規格ドラフトのレビュー
- ISO/IEC 38505-1の改訂版(DIS)
- ISO/IEC 38501-1の改訂版(DIS)
- ISO/IEC TS 20000-18(CD)
- BPO関係の規格案のレビュー
- ISO/IEC 30105-11(NP)※
- ISO/IEC 30105-12(NP)※
※投票の結果、参加表明国数が規定数に達せず、新規開発プロジェクトは成立しなかった。
- ISO/IEC 38506
- ISO/IEC TS 20000-5
- ISO/IEC 30121
ISO/IEC TS 30501改訂版の開発をISO/IEC 38501-1とISO/IEC TS 38501-2に分割してすすめる案の審議
WG3新コンビーナ候補者、およびWG2新コンビーナ候補者の投票
(3)特記事項
SC40/WG1小委員会が中心となって原案を作成した JIS Q 38500(改正)および JIS Q 38503(制定)、ならびにSC42とのJWGであるSC42/JWG1小委員会が中心となって原案を作成した JIS Q 38507(制定)が、2026年2月に公示された。
3.国際会議へのアウトプット
(1) 提出文書・コメント
日本がタスクリーダとなって2025/1/1-3/31に実施したITガバナンスに関する国際サーベイ結果(N文書)
- Summary of Survey 2025 v1(サーベイ結果のサマリー)
- Survey Report - Governance of IT – 2025 (サーベイ結果のレポート)
2026年開催のSC40東京総会案内(N文書)
- SC40_TokyoPlenary2026_Logistical_Information(案内全般)
- SC40_TokyoPlenary2026_Summary(概要説明)
規格ドラフトへのコメント提出
- DIS ISO/IEC 38505-1(コメント約50件)
- DIS ISO/IEC 38501-1(コメント約30件)
- CD ISO/IEC TS 20000-18(TEを含むコメント約40件)
- NP ISO/IEC 30105-11(GEおよびTEコメント、数件)
- NP ISO/IEC 30105-12(GEおよびTEコメント、数件)
- DIS ISO/IEC 25642(GEおよびTEコメント、数件)(JTC1案件)
(2) 国際会議での貢献
- 前述のITガバナンスに関する国際サーベイ結果の報告
- ISO/IEC 38503改訂についての提案
- 2026年の東京総会についての説明
- 日本提出のDIS ISO/IEC 38505-1、およびDIS ISO/IEC 38501-1に対する主要コメントは概ね採択
- 日本提出のCD ISO/IEC TS 20000-18に対するTEコメントはほとんど採択
(3) 成果・影響
• ITガバナンスに関する国際サーベイレポートの公開
(https://committee.iso.org/sites/jtc1sc40/home/projects/wg-1/published-wg1/content-left-area/isoiec-sc-40-wg-1-develops-the-s/survey-report-2025-on-the-gove-1.html )
(https://committee.iso.org/sites/jtc1sc40/home/projects/wg-1/published-wg1/content-left-area/isoiec-sc-40-wg-1-develops-the-s/survey-report-2025-on-the-gove-1.html )
4.課題
①国内審議における課題
企業所属の委員が減少しており、産業界の意向を把握しにくくなっている。
②国際会議における課題
SC40総会への日本からの対面参加者が減少している。
③その他の課題
・ 国内委員の高齢化が進んでいる。
・常にコメントなしで賛成投票を行うP国が一定数存在するため、ほとんどの投票が賛成国多数で可決される傾向にある。
・常にコメントなしで賛成投票を行うP国が一定数存在するため、ほとんどの投票が賛成国多数で可決される傾向にある。
5. 次年度の予定(見通し・計画)
①SC40東京総会の開催
2026/6/8-12に東京都内でSC40総会(WG会議併設)を開催する。2013年のSC40発足以来、SC40総会を日本で開催するのは2回目で、東京都内で開催するのは初めてとなる。(前回は、2017年に岡山で開催)
②規格の改訂
日本が中心になってISO/IEC 38503の改訂について検討をすすめる。
③国内体制の強化
・ 現役世代の委員の拡充を図るとともに、中核を担う役割について段階的な世代交代を進める。
・ 国際会議への対面参加経験のない委員にも東京会議へ対面参加していただくことにより、人的ネットワークの形成を促進するとともに、委員間の連携を強化する。
・ 国際会議への対面参加経験のない委員にも東京会議へ対面参加していただくことにより、人的ネットワークの形成を促進するとともに、委員間の連携を強化する。
