SC 28 国内委員会(オフィス機器)

第1種専門委員会

SC 28国内委員会(オフィス機器/Office Equipment)

<2021年度委員会活動報告>

委員長 小澁 弘明

1. 概要

 SC 28の担当範囲は下記に示される.
Standardization of basic characteristics, test methods and other related items of products such as 2D and 3D Printers/Scanners, Copiers, Projectors, Fax and Systems composed of their combinations, excluding such interfaces as user system interfaces, communication interfaces and protocols.
 
  •  オフィス機器は,日本が主要生産国であるので,主導権をとりながら活動を行っている.
  •  Pメンバは13カ国,Oメンバは18カ国となっている.
  •  議長及び幹事国は2002年以降引き続き日本が引き受けている.
  •  現在のSC 28は1つのAdvisory Group(AG)及び5つのWGから構成されている.中長期戦略を議論するAG,Consumables消耗品:WG 2,機器の生産性:WG 3,Image Quality Assessment画質評価:WG 4,オフィスカラー:WG 5,サステナビィリティ:WG6がそれぞれのテーマを担当している.日本は,WG4・WG5・WG6のコンビナを務めている.
  •  一方, SC 28国内委員会は従来通り一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)において運営され,国際に対応する1AGJ,5WGJ体制で審議を行っている.
  •  2021年度の国際会議としては,第32回総会(6月23日 Remote会議)及び,各AG会議が開催され,日本から参加した.

2. 議長,幹事国の引き受け

  • 議長はJBMIAの伊藤丘氏,幹事はエプソンの濱田信明氏が務めている.
  • 議長のリーダシップと公正な態度は,参加各国から高く評価され,SC 28国際標準化活動は順調に推移している.
  • SC議長任期9年限度規定に斎藤議長が関わり,2017年6月SC 28ロンドン総会で交代,10月のJTC 1ウラジオストック総会で後任の伊藤議長が選任された

3. 第32回総会

 ISO/IEC JTC1/SC28(Office Equipment) 第32回総会が、Zoomにより開催された。
【参加国】6 ヵ国/41名 議長(伊藤丘,,JBMIA),CM(濱田信明、JBMIA/セイコーエプソン)

日本(23:小澁弘明[HoD,コンサルタント],大泉政浩、井出収,伊東昭博、大矢隆一郎、市川順一[富士フィルムビジネスイノベーション]、澤田悦子、松重直樹[キヤノン],今河進、森本悦朗、中野直樹、門田一郎、榊原照善[リコー],谷口敏、山代谷真之[京セラ] 保科和重[セイコーエプソン] 能西豊茂[コニカミノルタ] 仲谷文雄、下村明彦、橋爪弘、坂本竜太郎、川西縫衣子、 三上陽子[JBMIA]),

中国(4),韓国(3),米国(6),英国(1)、欄(1)、Ms Rossi Anna Caterina(ISO TPM))
 
  • 今回の総会でも,個別案件では特に大きく問題となる課題も無く、おおむね順調に議事が進行。昨年再任された伊藤国際議長と就任2期目の濱田幹事、交代の前任澤田元幹事の連携も良く総会はスムーズに運営された(Appreciations 2021)。
  • 昨年に引き続き2回目のZoomによる総会開催であったが、議長、新旧CMの努力と工夫により、2時間予定の総会が時間内に終了できた。 通常、総会と並列開催のWG会議も総会日程に合わせてリモート開催され、WGの協力によるところも大きく、事前のResolution案作成審議など総会案件の事前調整がうまく行われた結果である。
  • なお、昨年は初めてのZoom会議で通常6月開催の総会を9月に行ったが、本年は事前調整も順調で、6月に開催できた。
  • 次回第33回総会は2022年6月にリモートで開催予定である。

4. トピックス

 中低位機器のセキュリティに関するNPを開発するため、SG2で活動を継続しAGJ大泉主査がコンビナを務めていたが、オフィス機器のセーフティや環境関連等の持続可能性要求(Sustainability Requirements)領域に関わるNP作成の準備が整ったため、新たにWG6を設立した。コンビーナ は引き続き大泉主査が任命された(Resolution 3/2021)。これに伴いSG2は解散された(Resolution 4/2021)。

5. その他

 2回目のZoom総会だが、幹事団の事前準備・調整がよく順調に開催された。移動がない分楽ではあるが、やはり会議外での意見交換・情報交換などがなく、物足りなさを感じた。

6. 今後の主要課題

  • 新テ-マの発掘とNP提案の促進(継続).引き続き日本がイニシアチブを取っていく.
  • 制定された国際規格のJBMS/JIS化の推進(支援)
  • 幹事国業務への支援