産業標準化表彰平成24年度

2012 年10月15日(月)に都市センターホテル「コスモスホール」において,工業標準化に貢献した個人及び事業者に対する表彰が行われました.  

経済産業大臣表彰

昭和28年以来,工業標準化事業に率先して取り組み,その功績が顕著であると認められる者及び組織を表彰するものです.

本年度は,個人20名,3組織の受賞です.

当調査会からは,1組織が受賞されました.  

パナソニック株式会社

JTC 1/SC 17(カード及び個人識別),IEC/TC 35(一次電池),TC 100(音声・映像・マルチメディアシステム/機器),SC 47D(半導体パッケージ),SC 61B,C(電子レンジ・冷蔵庫安全)の国際議長・国際幹事を始め,JTC 1(情報技術),IEC,ISOの各種委員会の多数の役職への人材輩出や国際会議への人材派遣により,映像音声符号化技術等の情報分野,及び多岐の分野の 標準化に多大な貢献.また,IECの上層委員会へも人材を輩出するなど,組織として積極的に標準化活動に取り組み,日本の国際標準化のポジション向上に多大な貢献.  

産業技術環境局長表彰

平成19年度から国際標準化活動を幅広い側面から支える関係者を表彰するものです.

本年度は,貢献者表彰19名,奨励者表彰3名,功労者5名の受賞です.当調査会からは,1 名が貢献者表彰を受賞されました. 

貢献者表彰受賞者: 塩谷 和範 氏 (元 株式会社 SRA)

JTC 1/SC 7(ソフトウェア技術)において,18年間にわたり標準化活動に参画.その間,WG 11(ソフトウェア技術に関するデータ定義と表現)においては,CDIF転送形式のプロジェクトエディタを務め,ソフトウェア設計ツール間におけるデータ 交換のためのものとしては初めてとなる規格の制定に尽力.また,WG 4(ツールと環境)においても,プロジェクトエディタを4年間務め,CASEツールに関する3規格の制定に尽力するなど標準化活動に多大な貢献.